KISEKI3周年
2020年 01月 29日
2020年1月26日、キセキは3周年を迎えました。
3年前の今日、寿司職人新田さんとともに本格日本食レストランとしてオープン。
富裕層ターゲット、上手くいかず閑古鳥が鳴く日が続きました。
キセキは家賃だけでも25万円ほど。
人件費や税金や保険や維持費だけでも月60万円ほどかかります。
こんな儲からない商売なんのためにやるの?
小さい物件にうつるか、もうやめてしまってもいいんだよ。
そんな会話をたびたびしては延命を続けていました。
ある朝、いつもなら反論するところ、ある光景が浮かびました。
毎朝、レストランをめぐってゴミを漁る子供たちの姿です。
ルワンダ移住当初から気になっていた存在。
うちの息子たちと同じ年頃の。
「お母さんたちが働くママレストランにしよ!」
と次の瞬間には言葉を発していました。
まさに降ってきたとはこのこと。
理由はあとづけみたいなもの。
子供たちはお金がない。
彼らにお金を渡しても使えるか分からないから、彼らの生活を改善するにはお母さんにお金がないといけない。
特にこの地域の子供がいる家庭の半数以上を占めるシングルマザーに。
キセキで最大限の人数を雇えるよう給料は最低限にしよう。
その代わり、ご飯は3食、子供たちにも食べさせて、学校に必要な備品はキセキで揃えよう。
いいね!!!
そう決めた1ヶ月以内には人員の総入れ替えをしました。
(全員見事に懲戒免職処分、普段からどんだけ悪いことしててん😅)
3ヶ月後にはボランティアプログラムをスタート。
今までは隠れ家だった日本人宿も公開。
繋がりが繋がって、
人が人を呼んで、
たくさんの人が卒業して仲間と帰ってきて、
昨年はなんとボランティア、インターン、宿合わせてなんと約250名がキセキを訪れました。
そして今年は初っ端から、昨年の5倍くらいの勢いで人が訪れています。
こんなに毎日人がやってきて時間を過していることはオープン当初のキセキからしたら奇跡のようです。
でもこれは奇跡なんかでは決してなく、
キセキに関わってくれたルワンダ人、日本人インターン、お客さん、パートナー、応援者…
そして出血ダラダラのキセキを続けさせてくれた夫のおかげ。
それから。
クリスマスプレゼントにキセキをもらいました。
今年からは私がオーナーで女将です。
レストラン、宿、
ボランティア、インターン、社会起業家プログラム、
幼稚園のサポート、マッサージママの育成、子商い応援…
それから新たにはじめる留学プログラム、
ママのシェアハウス!
などなど!
もっともっとたくさんの日本人の方に来ていただけるよう、参加者&宿泊者数、昨年の3倍を目指して頑張ります!
みなさんぜひ、1週間500ドルのボランティア、インターン、社会起業家体験プログラムにご参加ください❤広めてくださいませ❤
https://www.kisekirwandatravel.com/
