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ルワンダでマッサージを教えることになったきっかけ


私は10年ほど前に東京の秋葉原にある日本ボディーケア学院で経絡マッサージを勉強しました。旅するときにマッサージくらいできたら、という目的だったので近年は家族以外に施術をすることはほぼ皆無でした。

私が日本人だからか、「マッサージできるのか?」と訊かれることが多く、何かに繋がるかもしれないと思って学院からセラピスト認定書を取り寄せてKISEKIのお店の神棚の下に祀っていたんです。

するとその数週間後、1人のケニア人女性が訪ねてきました。

「私は盲目のセラピストにマッサージを教えています。KISEKIでマッサージが習えると聞いたのだけど、教えてくれませんか?」

ケニアのエステの専門学校を卒業し、ルワンダの駐在員に評判の有名なセラピストのベスでした。純粋で心優しい彼女は盲目の人たち、子どもに障がいがあるお母さんたちにボランティアでマッサージを教えています。しかし自分が指導してもなかなか上達しない、ぜひ日本人の先生に教えてもらいたいということで私を訪ねてきたのです。

が、まさか私が教えられるわけがありません。そこで10年ぶりに日本ボディーケア学院の谷口光利学院長に相談をしました。

「ええやん!おもろいやん!」

まさかの二つ返事でご協力をいただくことになりました。


▼マッサージを教えてどうするのか?

そして、私たちはこのプロジェクトに KEIRAKU hands of Amahoro というプロジェクト名をつけました。

Amahoro とはルワンダ語で平和という意味です。

ルワンダには24年前にジェノサイド(大量殺戮)で80万人以上が虐殺されたという悲しい過去があるのです。

今は、現大統領の強力なリーダーシップのもと、とても平和な国となり「アフリカの奇跡」と言われるほどの経済成長を遂げていますが、まだまだ発展途上の国。

平和になったとはいえ一人一人が本当の心の平和を手に入れているとは言えません。

その理由の一つが貧困です。

多くの人たちがなかなか良い仕事に就くことができず大変な苦労をしています。

ルワンダでKEIRAKUを指導して手に職をつけることで、また、手と身体の触れ合いを通じて心の平和を掴んで欲しいという想いを込めてこのプロジェクト名にしました。

まずはオンラインで指導を開始し、2018年10月には谷口先生と講師の内澤先生がルワンダに来て直接指導をし『日本ボディーケア学院ルワンダ校』の開校式も行いました。

身体に触らなくてはならないマッサージをオンラインで教えることが果たして可能なのか。

正確に“通訳”ができるセラピストがいれば可能です。

オンラインで毎週レッスンを受け、谷口先生来ルワンダの際に直接手ほどきを受けたベスと2人のセラピストが初代通訳として任命され、より多くの人に指導をするための準備を進めています。

アフリカというと、サッカーやマラソン、陸上などで大活躍する黒人の選手の身体能力の高さや力強さをイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

身体を使う勘や感覚はマッサージにも通じるところがあります。

実際、オンライントレーニングを受けているセラピストたちは谷口先生が驚くほど身体の使い方が上手で飲み込みがとても早いのです。


by manten-bike | 2019-02-15 23:07 | ルワンダ