カウチサーフィンは旅人を家に泊める人と、旅人として泊めてもらいたい人を結ぶソーシャルネットワーク。
宿(うちの場合はキャンプサイト)とシャワーを無料で提供しています。
意気投合したりするとご飯やお酒まで。←これはかなり私の気分による。笑
私が最後に一人旅をしたのはもう8年も前!
アフリカなんて14年も前です。
道と宿やお店の情報が載っているミシュランの地図と距離と時速を測るサイクルメーター、現地語の会話集と筆談ならぬ絵談をするためのノートとペンは必需品でした。
アフリカ旅の時の携帯なんてまさかの巨大な衛星電話。笑
週に一回の生存確認は電話での音声通話。
ネットカフェでメール1本打つのに30分…サイクリングメーターが不調の時には距離がわからないと大パニックになり(昔からメカに弱い)、地図に載ってる宿や店が閉店していたり、間違った現地語で道を尋ねて道に迷ったり、雨の時に守るべきはなんてったって日記帳…宿に置いてある情報ノートを貪るように読んだものでした。
それでもほぼ正確に距離が測れるサイクルメーターは最新技術だったしミシュラン地図ほど素晴らしいものはないと思っていたし、衛星電話でさえも命綱でした。
が、しかし。
近頃のサイクリストはスマートフォンは当たり前、世界中どこでもwifiでコミュニケーションができ、Googleマップ、サイクリングメーターや翻訳のアプリを使いこなし、うちもやってるWarm showerであちこち泊まりネットで情報を得て共有し…
紙の地図があるだけでも伊能忠敬に比べたら冒険でもなんでもないなすみませんって思っていましたが、Googleマップをみたらどんなに驚くだろうか。
しかも旅人同士が見えない綱で(あ、ネットね)繋がって支え合ってるなんて。
自転車で走ったら、なんだ地球って意外と小さいな(距離)と思ったけど、こういう技術が当たり前になってきてますます世界が身近になったな。ありがとう。
Warm showerの旅人が来るたび、世界のあちこちでお世話になったことを思い出し、ありがとうの言葉を聞くたびに、このご恩はいつかどこかで誰かに返してねって思います。
こんな狭い地球なので必ず繋がっているので、
いつかどこかで必ず、あーあの時のってキセキがあるはず。