勉強しない幼稚園!?
2015年 12月 10日
耕士郎がローカルのチャイルドケアから今の幼稚園、Arts Kidsアーツキッズに”転校”をして初日に言った衝撃的な言葉。
『My first day!』
レゴを使って楽しく遊びました。
と耕士郎の写真とともに先生から初日にいただいたレポート。
そうか、勉強しないのか。遊んでばっかりなのか。
無理強いしても仕方がない、お勉強ができる秀才に育ってほしいわけじゃないし。
なんせ私たち夫婦の子だし。笑
でもシンガポールのローカル小学校にいくという選択肢はなくなったかもな…。
あれ?
でもArts Kidsって世界90か国以上の学校で行われている国際教育プログラムIPC(International Primary curriculum)を採用しているのではなかったっけ!?
と不安な気持ちをちょっと抱きつつも、嫌がらずに幼稚園に行く姿を頼もしく思い見守った1週間後。
幼稚園からメールで1週間の写真付きレポートが届きました!
連絡ノートだけでなく、ここまでしてくれるの!?と夫婦でびっくり。
・IPC
・文字と言葉
・数字
・遊び
・第二外国語
各分野でなにをやったか、園児たちの様子がどうだったかが活き活きと書いてありました。
IPC学習の時間には「テーマ」があり、先生の話を聞くだけでなく、皆で実験や体験、観察をしたり、”ディスカッション”をしたり(しかも皆しっかり発言している。)するらしい。
フォニックスソングを歌う、アルファベットと発音を学ぶ。
算数というか図形やら数について学ぶ。
日本語、中国語、韓国語から1つ選択して毎日30分ネイティブの先生から学ぶ。
めっちゃしっかり勉強してるやん!!!!
「耕士郎、幼稚園でめっちゃ勉強してるんやね」
「ちょっとだけね、でも遊ぶの」
どうやら本人は勉強だと気づいていないらしい。
1年半かかって1と7しか描けなかった耕士郎。
家でペンと紙を与えても全く興味がなかったのに、ぐちゃぐちゃと書き殴ることしかできなかったのに、人の顔、恐竜、鳥などを描いたときには「これ耕士郎が描いたの!?」と疑ってしまいました。
今は幼稚園で習った字を嬉しそうに毎日家でも書いています。
やれって言ってないのに、自分で復習してる!!
しかもローカルでしっかり鍛えられたおかげか、英語の聞き取りと理解はバッチリで、先生曰く、クラスで1番とおだてられました。(親ばか)
まーさーかーー?!どうした耕士郎!?!!
と嬉しい叫び。
遊びを通じて子どもたちの興味を引き付けるように先生が指導をしてくださるから耕士郎も目覚めたのだと思います。
でもそれよりも大きな要因は…
Arts Kidsの先生がブロンズのロングヘアで目がキラキラした美人だということ!笑
やっぱりうちの子だなぁ。
しかし前の幼稚園ではできないと決めつけ思い込んでいたのかもしれません。
子どもは自分で学ぶ力、育つ力を持っている(ってモンテッソーリのはずなのに!笑)。
やるかやらないか。
”やる気”は自分で出すしかない。
でもそのやる気を引き出すお手伝いをすることは親や大人ができること。
大人である私たちがこれまでの人生で何度も出してきた、または出さずに後悔したり失敗したやる気を。
つづく…。