台湾ツーリング第5話7月4日いよいよスタートです!(全17話の予定)
2005年 07月 04日
まだ日が昇ったばかりで少し涼しい。外に出てみるとあらま。
地元っこたちが校庭でウォーキング、体操、太極拳をしてる。さわやかな朝。
サイクリストたちも6時から体操をはじめる。
「イー アル サン スー ウー・・・」
あたし以外はみんな台湾人。約60人。
銭さんという日本語しゃべれるおじちゃんが今日のコースについて説明をしにきてくれた。
7時にはきっかりスタート!
JACC代表が見送りにきてくれた。
まとまって走るのは初めて。日本一周のとき、新潟で譲二さんとそうくんと走ったっきり。
あ、アフリカでも地元っこと数キロ走ったけど。
しかし60人は多いなぁ~。デモみたい。
どうなることやらわくわく。
いってきま~~~~~~す!!!!!
朝の交通量が多い市内を走り出す。2列になってズラーッと縦に長い。
バスや原チャの攻撃(?)に負けないように加油!(【読み方】チャーユー!がんばって)
みんなどんな風に走るんやろ。あたしはどのへんを走ろうかなぁとキョロキョロ走る。
ペースの違いで自然と集団ができてきた。
山に入ったらしい。みんなが「山、山」といってるからどんな山かとどきどきしてたら、そんなに山々してない。って、どんなんや。
けど長い。ひたすら長いのぼり。18キロあるという。
箱根峠は16キロ。ま、許せる範囲でしょうか。。
途中小さい茶屋で休憩。
ここで冷たい水を。あぁぁぁぁぁぁおいしい!!!!!!!!!
「飲め」と愛想がないように見えて実はおちゃめな店主がビールをすすめてくれた。
が、今飲むと最高においしいやろうけど、サイクリングにはしんどい。間違いなくしんどい。
がまん!
店主にJACCステッカーを渡すと、冷蔵庫にでで~んと貼ってくれた。
そしてイェイと写真を撮る。
ささ、もうちょっと!!がんばれ!
よいしょよいしょ。
昼は坪林というところで休憩。
ランチ♪
「みおさん」と出迎えの時から来てくれていた2人組に誘われ焼きビーフン。
暑いし熱いけどこれがうまい!!!SAOSAYAというココナツミルクジュースも飲む。
昼食時は1時間半ほど休憩して昼寝をする、という。
スーさん(看護婦さんサイクリスト。健脚!!)やおっちゃんたちが座っているカウンターへ。
店長がお茶をサービスしてくれていた。
小さい湯飲みにお茶を注いでくれる。
茶葉はここ坪林で採れたもの。
他のお客さんも一緒になって話す。
これはいい。
知らない人同士が、お茶をサービスしてくれる店長の力で知り合い言葉をかわすことができる。
ここは人と人が繋がる。コミュニケーションの場。
ほっこり。ゆっくり。
あたしは台湾語はわからへんけど、座ってて楽しい。聞いててたのしい。
昨日小学校で一緒に卓球をしたおっちゃんが「茶そば」をくれた。
茶の油で作ったらしい。めずらしい。おいしい!
一見、日本の茶そばに見えて、冷たいんかと思いきや温かい。ガーリックも入ってておいしい。
さて、再び出発。
坪林まで来て、もう山は終わりかと思いきやあと一つ。
暑い。暑い。汗たらたら。ほっほっ
UPUPUPUPUPUPUPUPUP!
ようやく頂上に到着!
先についていたスーさんや郭叔やおじちゃんたちからフルーツの歓迎を受ける。
多謝!!!
フルーツ屋さん、簡食屋さんなどが並ぶ。
フルーツ屋さんが一つ一つ味見させてくれた。
プチトマトの砂糖漬け。トマトがデザートやとはびっくり。
「みお、みお!」
と銭さんに呼ばれナシとりんごをもらう。
お兄さんにアップルバナナという赤いバナナももらう。
ひょ
しばらくここで休憩して、峠を下る。20キロちかいくだり!
やっとこさ宜蘭(イラン)に到着!!!!
小学校の体育館に泊まる。
全員集合!なにかと思えば取材。
ジェームス(台湾人)が通訳をしてくれあたしもインタビューを受ける。
JACCの旗をちゃっかり持って写真撮影。
夜ご飯はなんと法務大臣が招待してくれた。
法務大臣!
円卓を囲んで。あわびなんかも出てきて豪華!!!!
あぁぁぁおいしい。
乾杯!ビールもうまい!もりもり食べます。
多謝!