さよならハン君
2010年 08月 16日
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(昨日の続き)
ハン君はとても気がきく優しい子だった。
翌日、彼は私たち3人(私、老王&小王)を自転車で一緒に走り見送ってくれた。
途中、私のタイヤがパンク。
修理するのを3人が手伝ってくれた。
タイヤには3つのガラスの破片が刺さっていて、ハン君が
「Shit glass!」(=くそグラスめ!)
と言いながら抜いてくれた。
そんな英語も海軍で学んだんだろうか。
ハン君は昨夜、「軍隊は嫌だ」とこぼした。
なんで?と訊くと、理由はいろいろあるけれど厳しいし大変だし…と言っていた。
いろいろ。
そのいろいろの中には言いたくないことや思い出したくないことなんかもあるのかな。
私にはわからないことだ。
こんな近くで話を聞いているのに、仲良くなったのに、そこのところ、ものすごい距離を感じた。
しかし、彼は引退したらどんな仕事につくのだろう。
どんな未来があるのだろう。
彼はまだ18歳だ。
そんなことを考えていると、今度はハン君のタイヤがパンクし、ここでお別れとなった。
出会いも突然だったけれど、お別れも突然。
握手しハグをして別れる。
3人でまた走り出す、振り返ってもハン君はいない。
ハン君は自分の場所へ帰っていく。
これが旅の出会い。
この出会いこそが旅を彩ってくれる。
この出会いが、私にいつも何かを教えてくれる。
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ハン君のお母さんが乗っていたママチャリは日本のもの。
しかも防犯登録を見ると、なんと私の故郷池田市の隣町、豊中と書いてある!
こんなところで出会うとは。
++武威の町にて~大人の遊び~++
歩道に人だかり。
なんだなんだ?事件??
なになに?見えない。
ゲーム!!!
大人、お年寄りがボードゲームやトランプをして遊んでいる姿をよく見かける。
さらにはおじいちゃん、凧揚げ。
しかも夜。光る凧を揚げている。
私もトライ。
なんかおじいちゃん、楽しそう。