私はなぜミャンマーで瞑想することになったか2
2010年 05月 07日
夫と合流するまでは彼の家でお世話になる。
(ビジネスを初めて1年も経たないというのにすっかり家族ぐるみの付き合いというのはすごい。)
ヤンゴンは今雨季の直前でめちゃくちゃ暑い。今年は特別暑いのだとか。
一方、今年日本の春は特別寒かった。
「世界の気候がおかしくなっているねぇ」
とか話しながら早速、ヤンゴン市内にある瞑想センターへ予約をしに行く。
2つ尋ねたが今は外国人に対応できるお坊さんがいないとのこと。
3つ目に尋ねた「マハシ瞑想センター」で1週間の瞑想修行をすることが決まった!
英語で書かれたパンフレットをもらった。
よかった、外国人もいるんだ。
私も混ざってよさそうだな、と読まずにカバンにしまった。
夫が2日後に合流する予定だったのでそれまでは日本に17年住んでいたミャンマー人の女性トゥトゥさんと、夫のビジネスパートナーの妹さんにヤンゴンを案内してもらった。
お寺を巡り、デパートで涼み、お寺を巡る…
1日があっという間にすぎた。
その夜、夫から電話があった。
「まだ行けそうになくって。5日後か6日後になりそう」
は?!なにそれ!?
それまで何して待っていろと!?
もう観光名所は巡りつくしたっぽいよ!
することないやん!
「先に瞑想センターに入っててもいいし」
なんと。
自分が誘ったくせに!!
しかも今回の誘いは、山に登ろうとか海に行こうとか自転車に乗ろうとか買い物しようとか普通の誘いではない。
瞑想修行。
しかも右も左もわからないミャンマーで、寺で、一人ぼっち!
ここで普通の妻ならばあまりの無責任さに怒るのかもしれない。
けれど私は、改めてうちの夫はおもしろすぎる!!と思った。
こんな状況ってなかなかない。
やってやろうではないか!一人で修行!
「わかった、先にやってるわ。来れるときにきて」
と私は予定より早く瞑想センターに入り、1週間の修行をすることにした。