やられた!
2009年 03月 28日
と思っていたらなんかしんどい。
体力落ちたなぁ~。
いや、しかし。
すでにもう80km走っている。いつもの1.5倍のスピードで。
そらしんどいわ。
傾斜12%の山道を12km、開き直ってとろとろ走る。
おじいちゃんと弟はひとあし先に。
長男が待っててくれ一緒に走る。
お父さんは子どもの運動会に来ているみたいに前や後ろで写真をとりまくる。
とろとろ。
上りはじめて1時間ちょっと。
「お~~い!大丈夫か!」
バイクに乗った人が心配して声をかけてくれる。
「荷物を持とうか?」
と申し出てくれる。
「大丈夫!」
息切れながら即笑顔でガッツポーズ!
「そうか、お~ほっほ~!」
私にはルールがある。
自分で決めて宣言したことは最後まで責任をもつ。
これは私が持つと決めた荷物、私が上ろうと決めた峠だ。
自分でやりきる。
このルールのおかげで、どんな甘い誘惑がやってきても迷うことなく即判断ができる。
そして最重要な判断基準、生死にかかわるかどうか。
自分で荷物を運んでゆっくりのぼっても、全く問題はなさそうだ。
がんばれ!
あと2km!
あと1km!
声援を受けながらついに!ゴール!!!!!
頂上ではダナン自転車クラブの人たちが待っていてくれた。
一緒に走ったファミリーとやったね!と笑顔で握手する。
「みおさん、お疲れ様です!すごいね、よくがんばった」
と、ピースボートからおりてダナンに迎えに来てくれていたあのオンさんだ!
久々に日本語をしゃべる、久々の意思疎通。笑
オンさんが日本語を発したその瞬間から彼は通訳へと転身した。
みんなが一気にオンさんを通じて私に話し始めたのだ。
お互いいろいろ聞きたいこと伝えたいことがあった。
自転車を通じてまず繋がる、言葉はその次だ。
みんな、ありがとう。
「夜は会長の家で歓迎パーティーをするから、そしてそのまま泊まればいい」
今夜も宴!