旧正月「テト」
2009年 01月 30日
26日から始まった旧正月、テト。
大晦日までは正月用品の買出しに走り回る人たちで町は大いにそわそわしていた。
元旦には爆竹が鳴らされ、各家庭では大音量で音楽やカラオケを流していた。
外にスピーカーを向けて、驚くほど大きな音にするので町はまるで遊園地のよう。
辺りをうろついている邪気を追い払うためだとか。
しかし道路は前日までの賑わいが嘘のように静かで、ほとんど人がいなかった。
正月は、家族と一緒に過ごしたり、親戚や友人宅へ挨拶に行くのが習慣のようだ。
1台のバイクに家族6人が乗って移動している姿も珍しくない。
箱入りクッキーや、ビールやジュース1箱をお土産に持っていく。
いろんな家庭に招かれ、食事、お菓子、お茶を食べきれないほどごちそうになった。
私もこの正月のために日本から振舞い酒を持参。
お世話になった人や、その人たちの大事にする神棚に供えたりと大活躍している。
子供たちにはラムネや、ごくたまに赤い封筒に入れたお年玉をあげる。
合言葉は、Chuc mung nam moi!=あけましておめでとう!