あたしには居場所がない
2005年 09月 09日
でで~~~ん!!!
でた!
ごきぶり。
あ、ひらがなで書いたらわりとかわいい。
ゴキブリ。
しっくりくる。
そう、ゴキブリ。
なんであたしの部屋におるん!????
しかも普通の大きさ。3センチくらい。
しかも部屋の入り口に近い天井にいる。
やばい。これは動いたら、飛ぶ。しかも下に飛んでくる。
ラッキー!母がちょうど台所から出てきた!
「お母さん、殺虫剤とって。ゴキブリがおる」
母「なんやの。叩きぃな!」
美緒「ちゃうねん、やばいねん、天井におんねん!」
隣の部屋の弟「なんやねん。こっちやらんといてや」若干無関心。
ガチャ
母がドアを開けて入って普通にこようとした
「待って!アカン!飛ぶ!入り口におんねん!」←なぜかちょっと小声
バタン!
と急いでドアをしめる。
もぅ!せやからその衝撃があかんねん!
絶対飛ぶわ!飛んだらトラウマなるわ・・・見たくないわ・・・
母が恐る恐る部屋をのぞく。
そして壁つたいに部屋に入ってきた。
やじうま。母は自分では絶対なにもしないのに。
美緒「え~どうしよ・・・・・」
「叩いたらええやん」
「叩きぃな」
と母と弟。
え、無理無理無理無理。飛ぶもん!!!
美緒「ほな、殺虫剤まいてそっちの(弟の)部屋やんで!」
弟「ブラインドあるからけえへんわ!」
とプチ兄弟げんか。
無視してるかにみえた弟がやってきて、新聞紙を手にとった!!!
ちょっとまってちょっとまって、
あたし、クッションを立てにする。
母、あたしの枕をたてに。
ってお母さん!枕はやめて!クッションお尻やけど枕は頭やん!
まぁいいわ・・・・
弟「せやけどそっちにパンっ!ってなんで」
母「なんでやのん!」
美緒「下から上に!」
母娘、むきになって怒る。
いち、
に、
さん
パシン!!!!
ひぃぃぃぃぃぃぃぃ!!
飛んだ!!!
飛んできた!!!
弟、ほんまにこっちにパシッてやった!!
信じられへん!
しかもあたしのごく近く、50センチくらいのとこに落ちた。
「どこいった!?!?!?」
3人あせる。だいぶあせる。
落ちてきたはずのゴキブリがいない。どこにもいない。
父もやってきた。
父が、ベッド、イス、かばん、床においてあるものを次々にバッバッバッとよけてゴキブリを探す。
「おらへんなぁ」
おるって!!!!
絶対この部屋におる!床におる!近くにおる!
あかん・・・・
ここでは寝られへんわぁ。リビングで寝よ。
あ。。。。けどリビングにはムカデがおる。←淡路島前にあたしを咬んだ!!!
どこで寝よう。居場所がない・・・・・
と、父があたしのジーパンを振った瞬間!!
ボトッ
おったぁぁぁぁぁぁ!!ごきぶり!ゴキブリ!
「わぁぁぁぁ!」
一同大騒ぎ。
パニック!
あたしはちょっと離れ、母と弟逃げる!
「待て!」
父が新聞を手にゴキブリを追う。
父 VS ゴキブリ
「こりゃ!こりゃ!」
新聞紙でバシバシ叩いて父、勝利!!!
やった!
これで安心して寝られる!
ありがとう!!!
さよならゴキブリ!
マラウィでトイレの穴(便器じゃなくて穴なんです)にいた3匹の巨大ゴキブリを凌ぐ、大パニックでした。
ふぅ。
これで平和な山崎家の夜。